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ベトナム人女性から見た魅力的な日本人男性

ベトナム人女性から見た魅力的な日本人男性

ベトナム女性と日本人男性の結婚について、両国の男女の相性、ベトナム女性から見た日本人男性の魅力について調べました。

1.日本人男性は優しい

文部科学省の統計数理研究所の2013年の「日本人の国民性調査」によれば日本人の長所として「勤勉」「礼儀正しい」「親切」をあげる人が70%を超え、「他人の役に
立とうとしている」「社会貢献」を50%選択しています。

一番大切なものの回答結果は、「家族」「愛情」「健康」という順番でした。

また、若年層で「わずらわしさを避けて、平穏無事に」という考え方が拡大していると指摘しています。

以上から日本人男性の特徴として、「やさしい」という特質が浮かび上がってきます。

日本人男性と結婚を望むベトナム人女性の多くが、「日本人男性は優しい」という意見(希望)が多いのもうなずけます。

ベトナム人女性にとって、日本人男性が、恋愛対象として、カップルになりたい対象として、選んでいる理由だと思います。

日本人の国民性調査
https://www.ism.ac.jp/kokuminsei/index.html

2.ベトナム人の意識調査

2019年の公益財団法人日本財団「ベトナム18歳意識調査ー社会や国に対する意識調査」によれば

(1)<設問>ベトナム人女性「自身について」

・「将来の夢を持ってる」90.2%

(2)<設問>解決したい社会課題

・「貧困」58.9% ・「教育全体のレベルを上げる」64.7%

・「社会的弱者に対する差別をなくす」56.9%

(3)<設問>自分の国が将来、どのような国になって欲しいか

・「国民の幸福度が高い国」68% ・「経済的に豊かな国」49.4%

・「教育水準が高い国」51.4%

*公益財団法人日本財団とは、旧財団法人日本船舶振興会、公営競技の1つである競艇の収益金をもとに、海洋船舶関連事業の支援や公益・福祉事業、国際協力事業を主に行っている公益財団法人です。

以上から、ベトナム人女性は、経済問題、貧困問題、教育問題に関心が高いことがわかります。

その他、家族を大切にする気質も触れられていました。

*調査対象は、ハノイやホーチミンなどの大都市だけでなく、全国の無作為抽出です。

「ベトナム18歳意識調査ー社会や国に対する意識調査」
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2019/20191130-38555.html

3.ベトナム人女性と日本人男性の結婚について

これらの調査結果からも、両者が交際を希望したり、結婚する理由がわかります。

ベトナム人女性は、経済的に豊かな日本(人男性)に憧れ、日本人男性は、将来に夢をもっているベトナム人女性を受け入れるパターンが想像されます。

日本人男性といっしょになれば、希望する将来設計ができるということだと思います。

両国の2人のカップルが、生き生きとデートして、ブライダル会場を下見してる姿が目に浮かびます。

4.ベトナムと日本の「家庭内暴力の現状(DV)」について

世界的にも大きな問題になっている「家庭内暴力の現状(DV)」ですが、このことが両国間の恋愛事情、結婚事情に影響しています。

両国での「家庭内暴力の現状(DV)」の状況を調べてみました。

(1)ベトナム

2013年の世界保健機構(WHO)の報告で、世界で3人に1人の女性が家庭内暴力の被害者であり、その多くがアジアと中東の女性とされています。

ベトナムの家庭内暴力の状況は、58%の女性が結婚生活の中で肉体的暴力、性的暴力、精神的暴力などの暴力のうち、少なくとも1つの被害を受けたことがあるという報告があります。

また、ベトナムは儒教と東南アジア文化の影響で、多くの女性が、暴力を受けても言わないことが当たり前で、人に話すことは、恥をさらすことだと考えており、実態は、もっと深刻だとしています。

(2)日本

日本も、ベトナムほどではありませんが、この世界的問題の例外ではありません。

内閣府の2020年「男女間における暴力に関する調査」によりますと、配偶者から殴られたり、蹴られたり、物を投げつけられたりなど「身体に対する暴行を受けた女性」は17%、その内の3.4%は何度も被害を経験。

「精神的な嫌がらせや恐怖を感じるような脅迫を受けた女性」14.6%、「経済的圧迫を受けた女性」8.6%、「性的強要を受けた女性」8.6%となっています。

「男女間における暴力に関する調査」
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/chousa/h11_top.html

(3)両国の状況

調べてみるとベトナムは、深刻な状況だとわかります。ベトナムは、2013年の調査ですが、現状も改善されていないようです。

被害の内容が必ずしも統一されていないので、正確な比較はできませんが、ベトナムでの家庭内暴力の現状(DV)は、日本の3倍以上と推測されます。

ベトナム女性が、国際結婚において、DVの少ない日本と優しい日本人男性にあこがれる理由が理解できます。

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