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ベトナム美人の特徴、ベトナム人女性の美意識・魅力・有名人について

ベトナムは東南アジアの中でも「美人が多い国」として知られています。日本でも技能実習生や留学生、国際結婚などを通じてベトナム人女性と接する機会が増えて、ベトナム女性はなぜか、きれいとか、ベトナム人女性は美人が多いと関心を持つ人も少なくありません

ベトナムは「アジア有数の美人大国」と呼ばれ、国際的なビューティーコンテストでもすばらしい成績を残しています。2024年には日本で開催されたミス・インターナショナル世界大会でベトナム代表が優勝するなど、その美しさは世界的にも認められています。

ベトナムでは美容への関心が高くて、美しさを維持するために日常的なスキンケアや体型管理を行う女性が多く見られます。

また、外見だけでなく、明るい性格や家族を大切にする価値観も魅力として挙げられています。

ベトナム美人の特徴や条件、ベトナム人女性の美意識、魅力、有名なベトナム美人について詳しく解説します。

ベトナム美人と呼ばれる女性の特徴

色白で透明感のある肌

ベトナムでは昔から色白の肌が美しいとされる傾向があります。

多くの女性が日焼け対策をとても重視しており、外出時には日傘やアームカバー、UV対策化粧品を活用しています。美白ケア市場も大きく、美容に対する意識の高さがうかがえます。

スリムでバランスの良い体型

ベトナム人女性は比較的小柄な女性が多いですが、スリムでスタイルの良い女性が多いといわれています。最近はフィットネスジムやヨガの普及により、健康的な体型づくりを重視する女性も増えています。

食生活や日常的な運動の習慣から、体型管理への意識が高く、スリムな女性が多いのが特徴です。アオザイ(民族衣装)を着こなすためにも体型への意識が高まっているといわれています。

はっきりした目鼻立ち

ベトナムは54の民族から構成される多民族国家です。地域や民族によって顔立ちに違いがありますが、比較的目が大きく、鼻筋が通った女性も多く、日本人から見るとエキゾチックな美しさを感じることがあります。

くりっとした大きな目は、ベトナムでも「美女の条件」として認識されています。アイメイクでさらに目を強調するスタイルも人気があります。

長く美しい黒髪

ベトナム女性の象徴ともいえるのが艶のある黒髪です。伝統衣装のアオザイとの相性も良く、ロングヘアを好む女性が多い傾向があります。

つやのある長い黒髪も美人の条件のひとつ。アオザイに合わせた髪型として、ロングヘアを後ろに流すスタイルが好まれています。

ベトナムで美人とされる条件

肌が美しいこと

ベトナムでは「白く健康的な肌」が美の象徴とされる傾向がありますのでスキンケアや紫外線対策に力を入れる女性が多く、美容クリニックやエステも人気です。

スタイルが良いこと

細身で健康的な体型は、ベトナムでも理想のスタイルとされています。特に都市部では美容やフィットネスへの関心が高まっています。

清潔感があること

高価なブランド品よりも、清潔感や身だしなみを重視する文化があります。服装や髪型、肌の手入れなど、日々のセルフケアが重要視されています。

明るい笑顔

ベトナムでは社交的な性格が好まれる傾向があり、笑顔や親しみやすさも魅力の一つとされています。

ベトナム人女性の美意識

美容への投資を惜しまない

ベトナムでは化粧品市場が拡大しており、若い世代を中心に美容への関心が非常に高くなっています。

スキンケア用品やコスメの購入だけでなく、エステ・ネイル・まつ毛ケア・フィットネス・ヨガなどに積極的に取り組む女性も少なくありません。

紫外線対策

ベトナムの強い日差しから肌を守るため、多くの女性が徹底したUV対策を行っています。

韓国美容の影響

最近は韓国ドラマやK-Beautyの人気により、韓国風メイクやスキンケアが若い女性を中心に浸透しています。

ベトナム人女性の魅力

明るく親しみやすい

ベトナム人女性は一般的に明るく、コミュニケーション能力が高いといわれています。陽気でよく笑う人柄も、ベトナムにおける「美しい女性」のイメージに含まれます。初対面でも親しみやすく接することができる社交性は、多くの人に好印象を与えます。

家族を大切にする

ベトナム社会では家族の結びつきが非常に強く、親や兄弟との関係を大切にする文化があります。

ベトナムでは儒教的な価値観が根づいており、家族や親への敬意・愛情が美しさのひとつとされています。家庭的で思いやりのある女性が高く評価されます。

勤勉で働き者

共働き家庭も多く、女性が仕事で活躍することは珍しくありません。経済的に自立している女性も多く見られます。

ベトナムでは日本以上に女性の社会進出が進んでいます。働き者で自立した女性を美しいと見る価値観があり、仕事やキャリアに積極的な女性も多くいます。

向上心が高い

語学や資格取得、キャリアアップなど、自分自身を成長させることに積極的な女性も多い傾向があります。

ベトナム美人として有名な女性

フイン・ティ・タン・トゥイ

2022年のミス・ベトナム優勝者。2024年に日本・東京で開催された第62回ミス・インターナショナル世界大会でベトナム代表として出場し、見事グランプリを獲得しました。約70の国と地域が参加する国際大会での優勝は、ベトナムの美の実力を世界に示す快挙として大きな話題を呼びました。

ヘン・ニエ

ベトナムの少数民族出身で、ミス・ユニバース・ベトナム2018のグランプリ受賞者。2018年のミス・ユニバース世界大会では5位入賞を果たし、「14歳で結婚を勧められた少女が世界の舞台へ」という感動的なストーリーで国内外から注目を集めました。現在は途上国の女子教育を支援するNGO「Room to Read」のアンバサダーとしても活動しています。

チー・プー

1993年ハノイ生まれの女優・歌手・タレント。可愛らしさと美しさを兼ね備えた容姿でベトナム国内でも屈指の人気を誇り、”SNSの女王”とも呼ばれます。インスタグラムのフォロワー数も国内トップクラスです。

ゴック・チン

ベトナムを代表するトップモデル・インフルエンサー。その抜群のスタイルと美貌でベトナム国内外で高い知名度を誇り、ファッションブランドのPRや雑誌の表紙を飾り続けています。

ジュン・ヴー

女優として活動する人気の美女。透明感のある肌と知的な雰囲気が多くのファンを魅了しています。映画・ドラマ・CMなど幅広いメディアで活躍中です。

マイ・フオン・ティー

2006年のミス・ベトナム優勝者で、ミス・ワールド2006でも準決勝進出。178cmという長身と洗練された美しさで、現在も女優・タレントとして第一線で活躍しています。

ミン・ハン

歌手・女優として多方面で活躍する人気芸能人。ポップスやR&Bを得意とし、そのキュートな外見とパフォーマンス力で幅広い年代のファンに支持されています。

ホアン・トゥイ

2019年のミス・ユニバース世界大会でトップ20入賞を果たしたモデル。切れ長の目と高身長が特徴的で、国内外のファッション界でも存在感を発揮しています。

ホー・ゴック・ハ

モデル、歌手、女優として活躍するベトナムを代表するスターです。長年にわたりファッション業界を牽引しています。

ヴォー・ホアン・イエン

スーパーモデルとして有名で、ミス・ユニバース・ベトナムでも活躍しました。

ダン・トゥ・タオ

「ベトナムで最も美しいミス・ベトナムの一人」として知られる人気美女です。

ファム・フオン

ミス・ユニバース・ベトナム優勝者として国内外で高い人気を誇ります。

 

ベトナムの伝統衣装「アオザイ」と美人文化

ベトナム美人を語るうえで欠かせないのが「アオザイ」です。

アオザイは体のラインを美しく見せる伝統衣装であり、卒業式や結婚式、公式行事などで着用されます。

ベトナム女性の上品さや優雅さを象徴する衣装として、国内外から高く評価されています。

ベトナムの民族衣装「アオザイ」は、身体のラインに沿った独特のシルエットが特徴で、着こなすにはスリムな体型が求められます。学校行事・式典・結婚式などあらゆる場面で着用されるアオザイが、女性たちの体型への意識を日常的に高める要因にもなっています。

日本人男性がベトナム人女性に魅力を感じる理由

日本人男性からは、明るい性格・家庭的な価値観・美意識の高さ・礼儀正しさ・努力家な姿勢などが魅力として挙げられることがあります。

ただし、個人差が大きいため、「ベトナム人女性だから全員が同じ」というわけではありません。

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【2026年】ベトナムの物価について日本との比較・若いベトナム女性への影響

ベトナムは物価が安いというイメージをお持ちではないでしょうか。2025~2026年にかけてベトナム経済はGDP成長率8.02%という高水準を記録しています。

都市部では家賃・医療費・教育費が急上昇し、食費や交通費は依然として日本の3分の1以下と大幅に安く、物価の格差と二極化がすすんでいます。最新の公的データをもとに、ベトナムの物価水準を日本と比較しながら、特に若いベトナム人女性の生活への影響まで詳しく解説します。

ベトナムの物価とインフレの最新動向(2025~2026年)

CPI(消費者物価指数)の推移

ベトナム統計総局(GSO)によると、2025年の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年比3.31%でした。国会が定めたインフレ目標(4.5%以内)を下回っており、過度なインフレは抑制された状況が続いています。2026年1月時点では前年比2.5%とさらに低下しています。

2014年以降はCPIが概ね2~4%台で安定して推移しており、2000年代~2010年代初頭に記録した二桁インフレ(2008年:+23.0%、2011年:+18.6%)とは対照的に、マクロ経済の安定が定着しています。

品目別の物価上昇率(2025年)

(品目)      (上昇率(前年比))
薬・医療     +13.07%
住居費・建築材料 +約5.5%(CPI全体を1.38pt押し上げ)
食品・飲食業   +約3.5%(CPI全体を1.17pt押し上げ)
交通       -2.14%(ガソリン価格の下落)

医療費と住居費の上昇が目だっており、生活に直接影響する費目で負担が増しています。

(参照元)ベトナム統計総局(GSO)、ジェトロ ビジネス短信(2026年1月14日)

日本との物価比較:食費・家賃・交通費・医療費

全体として、ベトナムの物価は日本の約2分の1~3分の1程度とされています。ただし品目によって差が大きく、一概に「安い」とは言えない状況になっています。

食費・日用品の比較

(品目)           ( ベトナム)  ( 日本)
屋台・ローカル食(1食)   約150~300円  約700~1,000円
ミネラルウォーター(500ml)  約60円    約100~150円
スターバックス コーヒー   約600~700円   約600~700円
日本食レストラン(1食)  約1,500~3,000円 約1000~2000円
輸入食品(日本製)    日本より割高な場合も  基準

ベトナムでは、ローカルフードは圧倒的に安いですが、スターバックスなどのグローバルチェーンや輸入食品は日本と同水準か、それ以上になるケースもあります。

家賃の比較

(物件タイプ)   (ホーチミン・ハノイ)  ( 東京)
ローカル向け1LDK     約2~4万円    約10~15万円
中級コンドミニアム     約5~10万円    約15~25万円
外国人向けサービスアパート  約8~20万円    約20~40万円 |

都市部のローカル向け賃貸は日本と比べてまだ安い水準ですが、近年の急上昇により低~中所得層の家賃負担は月収の35~50%に達するケースも出てきています。

交通費の比較

交通費はベトナムが最も安いカテゴリのひとつです。Grab(ライドシェア)で市内15分の移動が約300~500円程度で可能です。日本でタクシーを使う感覚でGrabを日常的に利用できます。

最低賃金と平均賃金の上昇

2026年1月施行の最低賃金改定

政令293/2025/ND-CPにより、2026年1月1日から最低賃金が平均7.2%引き上げられました。

(地域)    (月額最低賃金(VND))   (円換算)
ハノイ・ホーチミン  5,310,000 VND    約31,000~32,100円
地域Ⅱ        4,730,000 VND    約27,700円
地域Ⅲ        4,140,000 VND    約24,200円
農村部等      3,700,000 VND     約21,700円

引き上げの背景には、CPI上昇による最低賃金の実質価値の目減りがあります。調整がなければ、2026年末までに現行最低賃金は最低生活水準を約6.6%下回ると試算されていました。

平均賃金の推移

ベトナムの全国平均月収は2024年に約770万ドン(約US$305)、2025年には約840万ドン(前年比約8.9%増)へと上昇しています。都市部では採用競争の激化を背景に、特に高い賃金上昇が見られます。

(参照先)労働政策研究・研修機構(JILPT)

若いベトナム人女性への影響

生活費の圧迫

都市部で働く若い女性にとって、物価上昇の影響は複合的なものになっています。最低賃金・平均賃金は上昇していますが、家賃や医療費の上昇がそれを上回るケースも多く、可処分所得が圧迫されています。中・低所得層の若い労働者の場合、家賃だけで月収の35~50%を占めてしまい、貯蓄に回せる余裕がほとんどない状況も生まれています。

急拡大する美容・スキンケア市場

ただし、若いベトナム人女性の美容への支出意欲は衰えていません。ベトナムの美容・パーソナルケア市場は2025年に約27億4,000万米ドル規模に達しており、2029年まで年間約2.7%の成長が見込まれています。

特にZ世代・ミレニアル世代の女性が市場を牽引しており、化粧品やスキンケアは「自分を表現するツール」「生活の質を上げる投資」として位置づけられ、美容への自己投資は今や日常文化の一部となっています。

ベトナム人の60%以上がスキンケア製品を毎日使用し、洗顔料(49%)、香水(41%)、日焼け止め(31%)、保湿剤(25%)が主要アイテムです。最近は「厚塗りメイク」より素肌を整えるスキンケアへのシフトが顕著です。ホーチミン・ハノイの都市部女性を中心に、SNSで得た情報が購買行動に直結しています。

輸入コスメ・日本ブランドへの注目

物価上昇下でも、日本製の高機能スキンケアへの関心は高まっています。「汗・皮脂による崩れを防ぐより、日々のスキンケアで肌環境を整えたい」という意識が広まり、日本の品質重視型コスメが強みを発揮できる市場環境が育っています。

ただし、輸入品には関税がかかるため、日本のドラッグストア価格より高くなるケースもあり、価格と品質のバランスが購買判断の鍵になっています。

キャリアと家庭の両立

都市部の若い女性は「仕事・学業・家庭」を多忙にこなしながら、物価上昇に対応しなければなりません。「時短・手軽・多機能」の製品が支持されるのも、こうした生活実態を反映しています。また、住宅価格の急騰により、結婚・出産の計画を後回しにする若いカップルも増えているとの報告があります。

住宅価格の高騰と「持ち家の夢」

急上昇する不動産価格

ベトナムの不動産市場は近年、特に都市部で急激な価格上昇が続いています。ハノイのマンション価格は、過去5年で72%以上上昇(ベトナム不動産仲介業者協会)し、ホーチミンのマンション価格は同期間で約30%上昇しています。

2025年第1四半期のホーチミン新規マンション平均価格は、1平方メートルあたり約4,691米ドル(前年比+47%)となっています。

ハノイでは、2025年前半の平均価格が1平方メートルあたり約3,500米ドル(前年比+40%)となっています。

所得との格差拡大

不動産価格が年40~70%上昇する一方、平均所得の上昇は年6~10%程度にとどまっており、所得と住宅価格の差は急速に拡大しています。「持ち家が社会的安定と地位の象徴」という伝統的な価値観を持つベトナムでも、特に若い世代にとって、マイホーム購入は現実的な選択肢から遠ざかりつつあります。

賃貸派の増加

こうした背景から、長期賃貸を積極的に選ぶ若い世代が増えています。政府も2026~2030年の商業住宅プロジェクトの少なくとも30%を手頃な住宅に充てるよう義務づける方針を打ち出し、中・低所得層向けの供給増加を目指しています。

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【2026年版】国際結婚とベトナム人女性の恋愛観・性生活・夫婦生活・結婚観

この記事は2022年6月に公開したものを、2024~2025年の最新データをもとに全面的にアップデートしました。ベトナム人パートナーとの国際結婚を考えている方、あるいはすでに結婚生活を送っている方に向けて、恋愛観・結婚観・性生活・夫婦関係にまつわる文化的背景と最新の統計・動向をお伝えします。

ベトナム人の性に対する価値観

「距離が近い=性に開放的」は誤解

ベトナム人(特に女性)はハグや手をつなぐなど身体的な距離が日本人より近い傾向があります。そのため「性に対してもオープンなのでは」と誤解されがちですが、実際は逆です。

ベトナムでは「セックスは結婚してから、結婚相手とするもの」という意識が依然として根強く、婚前交渉に対してはかなり慎重な人が多いです。ハグやキスは交際相手と自然にしますが、性行為については別と考えるベトナム人女性が多く、「結婚前提であることが明らかでなければ、体を許さない」という価値観は現在も主流です。

若者世代の意識変化(2020年代)

都市部の若い世代を中心に変化も起きています。スマートフォンの普及やSNSの影響で、婚前に性的関係を持つカップルは増加傾向にあります。

一方で、学校・家庭での性教育が不十分なまま性行動だけが先行するという問題も生じており、若者の意図しない妊娠・人工妊娠中絶件数の多さが社会問題として指摘されています。

AFP(2021年報道)によると、ベトナムでは家庭や学校で性に関する教育がほとんど行われておらず、「まるで避妊手段の一つであるかのように中絶手術に頼る若者もいる」と専門家が警告しています。

ベトナム人女性の恋愛観

結婚を前提に交際を考える人が多いです。ベトナムでは、交際は単なる恋愛ではなく、「将来の結婚相手を見極める期間」と考える女性が多い傾向があります。

そのため、仕事への姿勢、生活力、家族への接し方、誠実さ、浮気をしないかなどを非常によく見ています。特に、家族を大切にする男性かどうかは重視されます。

日本人男性が誤解しやすいポイント

「優しい=本気」と受け取られることがあります。ベトナムでは、男性が女性を大切に扱う文化があります。そのために、毎日連絡したり、頻繁に会う、プレゼントを贈ったり、将来の話をするといった行動は、「真剣交際」と受け取られる場合があります。

日本人男性が軽い気持ちで接していると、価値観の違いからトラブルになることもあります。

夫婦間の性生活頻度と満足度

日越比較データ(参考値)

以前の記事で引用したDurex社の調査は2022年以降更新が止まっているため、参考値として以下をご紹介します。

国     年間性行為回数(目安)  性生活満足度(目安)
| 日本   | 約40~45回(世界最低水準)  | 約24% |
| ベトナム | 約80~90回         | 約40~45% |
| 世界平均 | 約100~103回         | 約44% |
| 欧米   | 約100~110回        | 約45~55% |

日本は依然として世界で最も性行為の頻度が低い国のひとつとされており、ベトナムとの間には大きなギャップがあります。これは性欲の差というよりも、文化・慣習・夫婦間のコミュニケーション習慣の違いによるものと考えられています。

日越カップルで起きやすいギャップ

日本人男性とベトナム人女性の夫婦では、以下のようなギャップが生じやすいとされています。

スキンシップの頻度:ベトナム女性は愛情表現(ハグ・スキンシップ)を日常的に求める傾向があるが、日本人男性はそれが苦手なことも多い

セックスの頻度・主導権:ベトナム女性は比較的、夫婦間の性生活を大切にする傾向がある。一方、日本人男性は仕事疲れや照れから性生活が疎かになりがちな場合も。

コミュニケーションの取り方:ベトナムでは夫婦間の意思疎通を言葉でしっかり行う文化があるが、日本人は「察する文化」のため認識のズレが生じやすい。

ベトナムの結婚・離婚の最新動向(2024~2025年)

離婚率の上昇

2025年2月、ベトナム統計総局(GSO)の2024年中間国勢調査の結果が発表されました。

15歳以上の人口のうち2.6%が離婚経験者(2019年比+1.3ポイント)
都市部の離婚率は2.9%と農村部(2.4%)より高い
離婚率が最も高い年齢層は男性40~44歳(4.2%)、女性40~49歳
全国で最も離婚件数が多いのはホーチミン市、次いでハノイ市

離婚増加の主な理由として、都市部での生活コストの上昇、価値観の相違、配偶者が海外在住の場合の関係希薄化などが挙げられています。

国際結婚の離婚率

厚生労働省の2022年人口動態調査によると、日本における国際結婚全体の離婚率は約47.9%に達しており、日本人同士の結婚(約36.1%)を大きく上回ります。ただし、ベトナム人との結婚はアジア圏の中では比較的安定しているとされており、韓国・フィリピン・タイとの婚姻と比べると離婚率は低い傾向があります。

 

ベトナム人との結婚生活で大切なこと

家族との関係を大切に

ベトナムでは「家族の結びつき」が非常に強く、結婚は当人同士だけでなく「家族同士の結婚」という意識があります。特にベトナム人女性は実家の両親・兄弟を大切にする傾向が強く、定期的な仕送りや帰省を希望することも多いです。

これを事前に理解し、パートナーと話し合っておくことが、長続きする結婚生活の基礎になります。

経済観念の違いに注意

ベトナム女性は現実的・堅実な経済観念を持つ人が多く、「家族を養える経済力のある男性」を重視する傾向があります。また、家計の管理をしっかりしたいという意識も強いです。

お互いの収支をオープンに共有し、家計管理の方針をあらかじめ話し合っておくことが重要です。

言語・コミュニケーション

ベトナムでは英語話者が日本より多く、特に若い世代や都市部では英語・日本語を話せる人が増えています。ただし、深い感情的なやりとりには母国語でのニュアンスが不可欠なため、ベトナム語の習得も夫婦関係の深化に役立ちます。

LGBTQと性の多様性に関するベトナムの動向

法的位置づけ

2015年に施行された「婚姻家族法」の改正により、同性婚は禁止されないが国が権利を保障しないという状態になっています(「承認せずとも禁止せず」)。

2022年8月にはベトナム保健省が、同性愛やトランスジェンダーであることは精神的疾患ではないと公式に認定し、国際的な保健・人権基準に沿った対応をとるようになりました(ヒューマン・ライツ・ウォッチ, 2022)。

社会の変化

2000年代初頭にはメディアでLGBTQが笑い者にされるケースが多くありましたが、2020年代に入り社会的認識は大きく改善されています。ホーチミン市やハノイ市ではプライドイベントが開かれるようになり、LGBTQコミュニティへの理解は着実に広がっています。

日越カップルにおいても、性の多様性に関して互いの価値観を理解し尊重することが、良好な夫婦関係につながります。

日本在住ベトナム人は急増している

2026年の現在、日本国内のベトナム人コミュニティは非常に大きくなっています。

技能実習生・留学生・就労者・国際結婚などを背景に、日本社会との関わりも深くなっていますので国際結婚では、相互理解、文化理解、対等な関係が以前より重視されるようになっています。

国際結婚で最も大切なのは「尊重」です。ベトナム人女性との国際結婚で最も大切なのは、「ベトナム人だからこう」と決めつけるのではなく、一人の人間として尊重することです。

文化の違いを理解し、お互いを尊重できる関係が、長続きする国際結婚につながります。

 

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【2025年版】ベトナム人の平均月収(ベトナム人男女別・年齢別)

ベトナムは近年、急速な経済成長により賃金水準も上昇しています。2025年の最新データをもとに、ベトナム人の平均月収を日本円でわかりやすく解説します。

ベトナム人女性と男性、都市部と地方では、日本と同じように格差があります。物価は日本の約1/3~1/2とされています。それでは、詳しく解説します。

主な参照元です。

ベトナム統計総局(GSO)家計調査
https://www.gso.gov.vn

ジェトロ 日本貿易振興機構(JETRO)
https://www.jetro.go.jp

ベトナムの平均月収(2025年最新)

2025年前後の公的・統計データは次のとおりです。

約542万ドン(約30,000円)2024年家計調査 (ジェトロ)
約830万ドン(約48,000円)2025年平均 (ベトナムブリーフィング)

2025年の実態としては、月収:約3万円~5万円(中央値は約4万円前後)となっており、経済成長に伴って、年々上昇傾向にあります。

男女別の平均月収

ベトナム統計総局(GSO)の傾向とその他の調査から、男女差はあります。

男性

約850万~900万ドンで、日本円で約49,000~52,000円

女性

約700万~800万ドンで、日本円で約40,000~46,000円

男性の方が約10~20%高く、製造業・建設業で男性優位となっています。女性はサービス業・軽工業に多い傾向がある。ベトナムでは職種差による影響が大きく、単純な性別差以上に「業種差」が賃金を左右します。

年齢別の平均月収

20代前半(新卒・若手)

約500万~700万ドンで、日本円で約30,000~40,000円

20代後半~30代前半(中堅)

約700万~1,000万ドンで、日本円で約40,000~60,000円

30代後半~40代(管理職層)

約1,000万~2,000万ドン以上で、日本円で約60,000~120,000円

50代以上

個人差が大きくなって、公務員・安定職は低め、外資系・専門職は高くなる傾向があります。また、管理職・専門職で上昇傾向が強く、学歴・英語力で格差が拡大しています。

都市と地方の収入格差

ベトナムでは地域差が大きいです。月収(日本円)で、ホーチミン・ハノイでは、約45,000~60,000円ですが、地方都市となると約25,000~40,000円となり、都市部は地方の約1.5倍~2倍となっています。

職種別の高収入分野

IT・エンジニア・金融・不動産・管理職(マネージャー以上)ではに給与が高い傾向にあります。

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国際結婚、ベトナムへの投資

国際結婚をして、ベトナム女性の配偶者がいたり、戸籍を届出していなくてもパートナー女性や恋人と交際中の場合、ベトナムでの貯蓄、株式投資、資産運用を検討してみてはいかがでしょうか?

1.預金(貯蓄)

ベトナムでは定期預金の年利(金利)は、6~8%位あります。日本貿易振興機構(ジェトロ Jetro)によると、消費者物価上昇率は、3%前後で推移しているので、インフレ率を入れても、日本よりはリターンはあるとされています。

ベトナムの銀行の口座開設は、従来は、観光者や出張者でもできたましたが、2019年より国家銀行の通達で、12か月のベトナムへの居住資格がある人しか開設できないようになりました。

ベトナム女性との交際や国際結婚を利用して資産を増やすことができます。

ベトナムは発展途上国で急激な経済成長を遂げています。ビジネスを拡大させるため、海外投資家、企業誘致や国内のインフラの整備を実施中です。

資金を国内だけでなく海外から集めたいので金利を高く設定し、融資国にもメリットがあるようにしています。

ベトナム人パートナーが持っている銀行口座を使っても構いませんが、銀行ごとの金利を確認して金利が高い銀行で口座を作り直してもよいでしょう。

<口座開設に必要なもの>

人民証明書
ベトナムドン
口座開設手数料
キャッシュカード発行手数料
ベトナムの携帯電話番号
現地の住所

2.株式

日本でもベトナム株を扱っている証券会社もありますが、ベトナムに居住していれば、現地の証券会社の口座開設して銘柄を決めて売買取引が可能です。

ベトナム人の配偶者や交際中の恋人がいれば、銘柄の選定等で相談もできますし、マーケットの参考になる情報も聞けると思います。

・外国人保有比率の制限

ベトナム国内の投資家保護が目的で、外国人の保有比率の上限があります。基本は49%で、銀行は30%(30%より下に設定している銀行もある)、航空業界も30%です。この割合よりも大きくなると、買い注文(売買)が自動的に中断されます。

3.ファンド(投資信託)

ファイブスター投信投資顧問が設定・運用する「ベトナム・ロータス・ファンド」は、2021年のトータルリターンが79.33%とファンド分類平均を54.97上回ったとのことです。

ベトナムを投資対象国とするファンドの中でトップで、カテゴリー32本中で1位のリターンになりました。ファンド・オブ・ザ・イヤー2021で「国際株式(グローバル)型」部門で最優秀ファンド賞を受賞しました。

ベトナム株は2021年、日本円ベースで55%の上昇。ベトナムは、経済、企業業績が好調です。個人の新規の口座の開設数がベトナム史上最高だったとのこと。個人に投資ブームが起こっています。ベトナム株式市場は個人の市場シェアが8割を超えて、個人投資家中心のマーケットとなっています。

ちょうど日本で1970年からの20年で株価が20倍になったような市場がベトナムで起こっていると証券会社などは分析しています。

ベトナムは、共産主義国家ですが、政治が安定し、国が順調に運営されています。国家戦略として世界の生産拠点にしようという目標があります。

投資の基本は、長期投資と分散投資です。投資の分散は、先進国と新興国という分類になりますが、新興国の中に中国、台湾、ブラジルが有名ですが、ベトナム人との交際や婚姻の機会にベトナムを投資先に加えてアセットクラスとして検討したらよいと思います。

経済成長があるということは、株価の上昇の可能性が高いということです。

ベトナム経済は、これからも成長が見込まれ、ベトナム株式は上昇する可能性が高いと言えます。

日本人が、ベトナム市場への投資では投資信託が一般的です。個別株を注文する場合、投資対象となる企業の業績や将来性などについて分析しますが、ベトナム株の場合、日本語で関連情報を得るのは難しく、投資対象となる企業の事業セクターについての知識を得るのがむずかしいためです。

ところが、身内にベトナムの方がいれば、いろいろ情報を得ることができます。

ベトナム投資で堅実な成果を得る場合は、投資信託というのが一般的ですが、ベトナムの知り合いがいれば、現地の情報が入手しやすいので損失のリスクを抑えることができます。

4.ベトナム経済の今後

投資で、このままベトナムは、東南アジアの民主主義国と同様に経済成長を続けることができるのかという問題で、中国との関係があります。

アメリカは中国と敵対し、ベトナムも南の島の領有権で中国と対立しています。ベトナムとアメリカは共通の利害関係があり、ベトナムとアメリカは近い関係です。この両国の関係は、投資家の取引の安心材料の必要条件であり、ベトナムの経済成長にとって重要なことです。

ベトナム製の輸入品の代表は、衣料品や靴などですが、最近は、輸出でハイテク製品が増えています。韓国のサムソンは、ベトナム国内に工場を数か所ありますし、サムソンのスマートフォンの半数以上はベトナム製となっています。

ベトナムでは、今まで一次産業から軽工業へと発展し、ハイテク化へ移行しています。

ハイテク化を進めて海外の企業を誘致するには、独裁国家とは違う政権の安定と安全な社会が必要条件です。国の方針として、多くの自由貿易協定を締結するなどして、経済発展をすすめています。

経済発展の基盤として、ベトナムには、豊富な労働人口と安い労働コストがあります。海外からのベトナムへの直接投資は増加傾向にあり、ベトナムから海外への輸出額も伸びています。

産業のハイテク化がすすみ、産業構造も第一次産業から、二次、三次産業となり、製造業からサービス業へとシフトして、現在のベトナム経済は、日本の1970年頃の高度経済成長の状況にあると考えています。

ベトナムは1995年にアメリカと国交回復をして、アセアン(ASEAN 東南アジア諸国連合)にも加盟しています。

5.不動産

多くのベトナム人は、必要以上に預金をしません。所得が少ないこともありますが、将来の不安で預金をするのではなく、今の楽しみのためにお金を使う文化があります。

経済成長で、ベトナム人の給料は上がっています。会社に勤めながら副業で事業をしたり、不動産・株式投資で、それなりの分配金やリターンを得ています。

ベトナム人は、住宅、不動産には強い思い入れがあります。家屋を持つことが、一人前の条件でもあり、住宅(新築)購入のために頭金を貯めて、残りは親族から借入れて購入することが多いです。

一軒家の人気が高く、マンションは住居ではなく、投資として考えています。

ベトナムでは土地は国の所有物であり、土地は、使用権として「権利」として認められています。

ただし、ベトナム人やベトナム企業の場合は永久使用権があり、資産として引き継ぐこともできます。

税制面では相続税、贈与税も二親等以内なら無税で、資産として子孫に不動産を引き継ぐこともできます。お金があれば不動産や金(ゴールド)で次世代に引き継いでいくこともできます。

ベトナムでは、預金をするより現金を不動産や金(ゴールド)に変える傾向があります。

不動産を購入する場合、すぐに利益が見込める利回り物件を購入する人と、利益はすぐに見込めないが将来的なキャピタルとして長期でリターンがとれる土地や建物を購入する人がいます。

2015年の住宅法で、外国人でも条件付きでマンションや住宅を購入できるようになりましたが、土地は購入できません。

金利が高すぎて、住宅ローンが普及していないため、キャッシュでの購入となることが多いです。

・ベトナムの土地の特異性

投資家にとって、ベトナムの土地の取り扱いが気になると思いますので、説明しておきます。

ベトナムでは、土地の所有権を取得することはできず、土地の使用者は、土地に対して使用権しかありません。

使用権の内訳は、所有権に近いものです。第三者に対して対抗できる登録制度もあり、権利として確保し、活用することができ、当該使用権の一般的な処分(譲渡、売却等)も行うことができます。

外国人投資家に対しては、国内の法令のみならず、国際条約などでもベトナムでの投資に関する財産権(不動産)が保護されるため、「使用権」しかないということを、心配する必要はないです。

日本は所有権はありますが、固定資産税も支払わなければなりませんし、収用などでは所有権を失うことがあります。

今後のベトナムの経済状況を予想するためにポイントを2点あげておきます。

6.人口ボーナス期

ベトナムの経済成長が続く理由に「人口ボーナス期」があります。

「人口ボーナス期」とは、総人口に占める生産年齢人口(15歳以上、65歳未満の人口)の比率が高い時期で、ベトナムではこれが2040年頃まで続く見通しで、人口ボーナス期の中にあります。

ベトナムではGDPは6%前後の成長が続いていますが、この高い成長率が持続する可能性が高いとされています。

7.TPP

環太平洋経済連携協定(TPP)とは、太平洋を囲む国同士で関税などをなくして自由貿易化を目指す経済的枠組みです。

シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイ、アメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナムで交渉が開始され、マレーシア、メキシコ、カナダ、日本が交渉に参加し、11カ国で交渉が行われています。

関税が撤廃されれば、貿易相手国から買ってもらいやすくなります。その結果、輸出の増加が期待できます。

消費者にもメリットがあり、関税が撤廃されれば、輸入コストが減るので、安い輸入食料品が手に入るようになります。

加盟11ヵ国の1人当たりGDPを比較するとベトナムがかなり低くなっています。TPPが発効したことで、ベトナムに労働集約的な産業の需要が高まるとされて、大きな恩恵をもたらすと考えられています。

米中貿易問題で、生産拠点を中国以外へと移す動きが見られており、ベトナムは有力な移転先の1つです。

近年のベトナムの主要輸出品目は、電子製品、縫製品、靴などです。電子製品は、ベトナムのアジア地域の生産ネットワークへの参入にともなって、急速に輸出を伸ばしてきました。

ベトナムはTPPへの参加で多国籍企業のサプライチェーンへの参加を目指しています。

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国際結婚、ベトナム人の金銭感覚

ベトナム人女性との国際結婚で、交際中など、ベトナム人の金銭感覚を知っておくことは、とても重要です。ベトナムでは、日本と違い、給料も上がり続けているので出費にも積極的な面があり、貯金や投資にも興味を持っている人が多くいます。

1.ベトナムの家計

家計とは、経済需要(消費)の最小単位です。日本貿易振興機構(ジェトロ Jetro)の2020年版ベトナム家計生活水準調査結果では、次のようになります。ベトナムの通貨、1ドンは、0.0050円としています。

<月間平均所得>

全国平均  21,150円
都市部   27,690円
農村部   17,400円
ハノイ   29,905円
ホーチミン 32,685円

このように、農村部とホーチミンでは、2倍弱の格差があります。ベトナムでは、1人暮らしであれば5万円ほどあれば、生活できて、地方なら、月に3万円あれば暮らしていけます。経済格差が大きいと言えます。

<最低賃金>

同じく、2021年のジェトロの調査(ハノイ・ホーチミン)によれば、

2016年 350万ドン
2020年 442万ドン

26.2%も上昇しています。ベトナムの賃金収入は、確実に増えています。

<インフレ>

世界のインフレ率ランキングによれば、ベトナムは次のとおりです。

2016年 2.668%
2021年 1.871%

インフレ率は、世界146位です。世界的に高い方ではありません。

日本は次のとおりです。

2016年 -0.124%
2021年 -0.256%

ずっと、デフレ状態です。2016年以前もそうです。

このように、所得は、まだまだ日本には届きませんが、賃金は、毎年、着実に上昇して、適当なインフレ率もあって、景気が上向きということが伺えます。

一方、日本は、所得が上がらず、デフレ状態で、景気がよくならないデフレスパイラルの状態のままです。基本給のベースアップもむずかしい状態が続いています。

2.ベトナム人の貯蓄

可処分所得とは、家計収入(個人所得)のうち、税金や社会保険料などを除いて、個人(世帯)が自由に使えるお金のことです。

同じくジェトロの統計調査によれば、ベトナムの耐久消費財の普及度ですが、家電の保有台数は、エアコンが2018年と比べ15.3%増の51%となりました。
洗濯機は9.6%増の54.3%、冷蔵庫は6.8%増の85.4%に。テレビは4.8%減の96.1%となりました。
自動車は1.5%増の4.8%と、依然として普及が進んでいませんが、二輪車は12.5%増となりました。

テレビは、ほぼ100%の家庭で保有されて、エアコンも50%ですが、自動車の所有が少ないのが特徴です。テレビ以外は、日本より所有がすすんでいないのがわかります。

自動車の普及がベトナムで、すすんでいないのは、ベトナムでは、交通量が非常に多くて、小回りの利くバイクが好まれていることと、排気ガスによる環境悪化対策として、車の購入抑制がかけられ、高額な税金が課されているためです。

このように、かなり耐久消費財の普及がすすんでいることがわかります。可処分所得から消費支出を差し引いた残りが「貯蓄」となります。このことから、貯蓄志向が強まっているのではないかと思われます。

ところが、独立行政法人国際協力機構(ジャイカ JICA)によれば、ベトナムで正規の金融機関の口座保有率は成人人口の約30.0%、他方、貧困層に限ると約20.3%。そのうち、金融機関に貯蓄ができている割合は約14.5%で、貧困層は、貯金志向が低いと報告されています。

ただし、収入が増え、適切なインフレで景気がよくなれば、可処分所得も上昇するので、今後の貯蓄志向の割合は、上昇すると思われます。

たしかに、日本が、世界的にも貯金率の高い国で、日本と比較するとどうしても、貯蓄感覚が低いということになります。

ただし、最近の貯蓄率の統計を見ると、日本の貯蓄率は低下傾向にあります。近い将来、ベトナムと日本の貯蓄率は、かなり近づいてくることが推測されます。

3.ベトナム人の投資

世界的に有名なニールセンの調査では、東南アジアのインドネシア、マレーシア、フィリッピン、シンガポール、ベトナムの6カ国の中で、ベトナム人が可処分所得を貯金にまわす比率が一番高い一方で、投資意欲の比率が一番低かったと報告されています。

ベトナムは、南北に長い国なので、北は、貯蓄志向が強く、南は低いと一般的に言われています。

一方で、銀行の預金金利はドン建てで、年利7%前後の金利が付きますが、銀行に預けるベトナム人は少なく、資産家は現金を不動産投資や金(ゴールド)に変える傾向があるようです。

ベトナム人は、家を持つことが、一人前の男だと考えています。住宅購入のために頭金を貯めて、残りは親族から借入する形で購入するケースが多いです。

最近は銀行からの借入も増えてきましたが、親族からの借入が多い状況です。また、持ち家のタイプでは圧倒的に一軒家の人気が高く、マンションタイプは住居用ではなく、投資用として考える人が多くなります。

ベトナムでは土地は国の所有物であるため、土地の使用権が権利として認められています。ベトナム人、ベトナム企業の場合は永久使用権があります。

投資の金銭感覚は、給料があがり、日本に比べれば景気もよいので、株式の運用、ファンドなどへ投資は、積極と思われますが、分散投資など手堅い金融商品に人気があるらしいです。株式であれば、手堅い銘柄に人気が集中するということでした。

4.ベトナム人の金銭感覚

ハノイなどベトナム北部では貯蓄をする習慣があります。子供の進学や家の建築の費用、ブライダル費用などです。

ホーチミンなどの南部は、給与が入ったら、使ってしまう傾向があります。あまり、貯金をしません。

日本が、世界的にも異常に貯金率の高い国で、日本と比較するとどうしても、貯蓄感覚が低いということになります。

結婚後は、毎月いくらと貯金額を決めてもいいかもしれません。積み立て預金がおすすめです。

男女ともお金は家族の共有財産であるとの認識です。個人の所有意識はあまり、ないようです。

そもそも、結婚願望があって、婚活中の交際時代は、あまり、デート中に貯蓄などの話は、恋愛ムードをだいなしにするかもしれませんので、ほどほどにしたほうがよいかもしれません。

なお、テトの時は、ベトナム人の財布のひもは緩くなると言われています。ベトナムの休日の代表格の旧正月にあたるテトです。

テトの期間中は、親せきが集まって宴会をしたりします。テト前になると、ベトナム人は家族で買い物に行って、大量の食材、調味料、お茶、お酒、お菓子などを買い込みます。

また、手土産を買うのもこの時期です。貯金と言えばテトのお金を貯めることが多いとされています。

やはり、貯蓄も投資も個人差があります。

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国際結婚、ベトナム人の性生活

国際結婚、ベトナム人の性生活

1.セックスに関わる国際比較調査

男性向け避妊具の海外の大手メーカーDurex社は、毎年、セックスに関わる国際比較調査結果をウェッブサイトで公開しています。

日本人のセックス頻度は、年45回と世界最低です。性生活の満足度(性生活に幸せを感じている人の割合)も24%と低い数字となっています。

一方で、ベトナムは、性行為の回数が87回、満足度が、42%となっています。

欧米は、回数は100を超えて、満足度も50%前後です。一般的に東アジア、東南アジアは、低めの数字となっています。

アジアの人が、性欲が少ないとか、性生活に悩みや問題を抱えているとかではなくて、文化の違い、文化の影響だと思います。

(国別のデータ抜粋)

頻度(男女回答)

日本 45回
ベトナム87回
マレーシア83回
シンガポール73回

フランス 120回
イギリス 118回
カナダ 108回
ドイツ 104回

満足度(男女回答)

日本 24%
ベトナム42%
マレーシア48%
シンガポール42%

フランス 38%
イギリス 52%
カナダ 46%
ドイツ 47%

2.ベトナム女性と恋愛観

ベトナム人女性は、現実的です。理想の男性としては、どんなに人柄が良くても、顔がよくでも、男性に家族を養う経済力がないと結婚相手の順位が下がります。

さらに、男性が気が利いたり、彼女おもいであることが大切な条件になります。ベトナムでは、レディファーストな男性が多いのは、このような考えがあるためと言われています。

ベトナム女性は、レディファーストをあたり前と考えています。ハノイやホーチミンを観光で訪れていても、レディファーストの光景をよく見かけます。

ベトナム人女性は、結婚年齢が若いと言われています。女性は、25歳までに結婚したいと考えており、適齢期をすぎると結婚できないと思う強い傾向があります。

付き合う相手に、経済力や誠実さを求めるのは、結婚に対する意識が高く、早い段階で花婿候補を決めたいと思っているためです。

結婚したら、家族のために尽くそうとするのがベトナム人女性です。とても真面目で堅実な性格の女性が多いとされています。

3.ベトナムの性生活

ベトナムでは、結婚する前の性交渉は禁止されていませんが、男性と付き合うことは、家族ぐるみのつき合いと考えている人が多く、夫婦になるまで、婚前交渉を、あまり好みません。

ベトナムは、昔(昭和以前)の日本女性のように、男を立てる文化や恥じらいを好む文化と言われていますので、性に対する考え方は(昭和以前の)、日本に近いものがあると考えられます。決して、セックスレスの人が多いというわけではありません。

ベトナムは、日本に国民性も似ていて、地理的にも日本に近いベトナムは、今も貞操を守る考えが受け継がれています。未婚でセックスをするカップルも徐々に増えていますが、今でも性交渉は、結婚前提であることが一般的です。

特に、在日の女性は地方出身の中流以上の人が多いので、その貞操の意識は強いです。婚前交渉は基本的に無いものとされています。

ベトナム人、東南アジアの人は、ハグや手をつないだり男女の距離が近いので、性も開放的と勘違いされがちですが、性生活については、厳格な考えを持っている人が多いです。

ベトナムでは、セックスは結婚してからするものである、結婚相手とするものであるという意識がかなり強く、ハグやキスは日本人のように付き合うと自然としますが、セックスに関しては別と考えているようです。

よっぽど結婚前提であることが明らかでなければ、体を許すベトナム人女性はいません。

従って、ベトナム女性との旅行を伴いデートは、ハードルが高くなります。

ベトナムでは、結婚するまで貞操を守ることが大切という考えがあります。基本、宿泊を伴う旅行は結婚してからの方がよいでしょう。デートに宿泊旅行をするのは、結婚が確実になるまで、控えた方がよいです。国際結婚の場合、女性の母国に行くこともありますが、別々の部屋に泊まったほうがよいと思われます。

4.セクハラ

下ネタは、今の日本で女性に言うと、しっかりセクハラ扱いされますが、これはベトナム女性に対しても同じことです。

ベトナム人だから、言ってるのかと、日本人以上にベトナム女性に対して、印象が悪くなります。

基本的に、日本人女性に言ったら問題になることは、ベトナム人にも言ってはいけません。特にベトナムのカトリック教徒は厳格な人が多いので要注意です。

最近は、ベトナムでもセクハラの意識が高まっています。ベトナム労働・傷病軍人・社会事業省とベトナム労働総同盟、ベトナム商工会議所は、職場でのセクハラに対する新基準の草案を共同で策定しました。ウインクの繰り返しや挑発的な視線なども「非言語的セクハラ」として分類すると規定されています。

セクハラ新基準の草案は、2015年に労働省法務局が改定した職場でのセクハラに関する行動規範に基づいて策定され、セクハラを「身体的セクハラ」「言語的セクハラ」「非言語的セクハラ」の3種類に分類しています。

「身体的セクハラ」は、体に触れるなどで、「言語的セクハラ」は対面や電話などでの性的内容を含む発言や執拗に外出に誘うなどが対象となります。「非言語的セクハラ」には、ウインクの繰り返しや挑発的な(性的な)視線、性的なものを暗示させるジェスチャー、性的な内容を含む画像の送付などがあげられています。

同基準は法的拘束力はありませんが、労働規則などとして各企業が採用することを推奨しています。

ベトナムでも、セクハラについては、日本と同じです。アオザイを着ている女性だけが、硬い考えを持っているわけではありません。一般の女性も、日本人と同等か、日本以上にセクハラに対する意識が高くなっています。

セクハラについては、フィリピンなどアジアでも意識が高くなってきています。気をつけたほうがよいでしょう。

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ベトナム人との結婚、生活様式

ベトナム人女性と結婚するとなると、ベトナム人の生活様式が気になるところです。

まず、定量的な統計データからベトナム生活の「今」を分析して、定性的で一般的なベトナムの生活様式や生活感覚を解説します。具体的には、金銭感覚、電化製品、車などの耐久消費財を取り上げます。

1.ベトナム人の生活実態

日本貿易振興機構(ジェトロ)の2020年版ベトナム家計生活水準調査を見てみます。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/06/a8fdd777d36d258a.html

1人当たり月間平均所得
https://www.jetro.go.jp/view_interface.php?blockId=31972013

2020年の1人当たりの月間平均所得は、10年間で約3倍(年率約11.9%の伸び)になっています。都市部と農村部では、農村部の伸びが大きいですが、都市部と農村部との間には大きな格差(約1.6倍)があります。食生活(月間消費量/人)は、肉の消費量が1.8㎏から2.3㎏に増え、ワインやビールは、2018年の0.9リットルから、2020年には1.3リットルに増加しました。

<ポイント>

所得倍増というスローガンがありますが、ベトナムでは、3倍です。すさまじい経済成長を遂げています。生活の質も年々、あがっているのがわかります。ここ何十年も、変化が少ない日本とはかなり違っています。

(1)ベトナムの家電製品

現在は、ベトナムでも日本の家電は買えます。家電量販店でも買えますし、デパートにはメーカーの直売コーナーもあります。日本で売り始めた最新のものは買えませんが、日本品質を求めるのであれば問題なく購入することができます。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/07/8ceda13ce38716f0.html

家電の保有台数は、エアコンが2018年と比べ15.3%増の51%となりました。洗濯機は9.6%増の54.3%、冷蔵庫は6.8%増の85.4%に。テレビは4.8%減の96.1%となりました。
自動車は1.5%増の4.8%と、依然として普及が進んでいませんが、二輪車は12.5%増となりました。

<ポイント>

テレビは、ほぼ100%の家庭にあり、エアコンも50%ですが、自動車の所有が少ないのが特徴です。テレビ以外は、日本より所有がすすんでいないのがわかります。

(2)バイクと車

ベトナム人のメインの交通手段はバイクです。道路の交通量が非常に多くて、小回りの利くバイクが好まれています。ベトナムで圧倒的人気があるメーカーは、ホンダのバイクです。

ベトナムでは排気ガスによる環境悪化対策として、車の購入抑制がかけられ、高額な税金が課されています。以前は、車を持っているのは高所得者層のみでした。しかし、最近は中間層の車の所有も増加し、車を所有する家庭が増えてきました。そんな中で人気の日本車としてトヨタがあげられます。トヨタ人気は、日本と同じです。

<ポイント>

ブランドの好みは日本と同じ、バイクは、ホンダ、自動車は、トヨタです。自動車を所有しても道路などのインフラが整っていないので、バイクの所有が多いです。ベトナムは、まだ、発展途上であると言えそうです。

2.日本人とベトナム人の金銭感覚

(1)地域ごとの違い

ベトナムは、南北に長い国で、地域で気候が異なります。地域により金銭感覚に違いがあるようです。

・北部

ハノイなどベトナム北部では貯蓄をする習慣があります。子供の進学や家の建築の費用などです。

・南部

ホーチミンなど南部は、暖かく、野菜、果物、魚介類の食べ物が豊富にあります。食べ物に困ることはありませんでした。他の南国の国と同じく、給与が入ったら、使ってしまう傾向がありました。

・中部

ベトナム中部は、漁港が数多くあることから、海の幸が豊富にあります。そのため南部と同様に貯金をする習慣はあまり、ありませんでした。

<ポイント>

日本が、世界的にも貯金率の高い国で、日本と比較するとどうしても、貯蓄感覚が低いということになります。ただし、最近の貯蓄率の統計を見ると、日本の貯蓄率は低下傾向にあり、近い将来、ベトナムと日本の貯蓄率は、かなり近づいてくるかもしれません。

(2)女性

ベトナムは、男性優位社会ですが、家庭では女性に権限があります。女性は、家族に対する愛情が強くて家族を優先的に考えます。女性は、男性よりも金銭感覚はきびしく、無駄遣いをすることも少ないのですが、子供の健康につながるなど、家族のためなら、思い切ってお金を使うという傾向にあります。このような、考え方は、依然として、いまだに日本にも根強くありますので、両国の違いは少ないように思います。

(3)お金は家族の共有財産

男女ともお金は家族の共有財産であるとの認識です。個人の所有意識はあまり、ないようです。

(4)給料日

貯金する人もいますが、ほとんど使ってしまう人も多いです。給料日から1週間程度で、家族でショッピングモールなどに出かけて、買い物や食事を楽しみます。
日本では、少ない習慣かもしれませんが、世界では、このような考え方は、めずらくないです。

(5)テト

ベトナムの休日の代表格の旧正月にあたるテト。テトの期間中は、親せきが集まって宴会をしたりします。テト前になると、ベトナム人は家族で買い物に行って、大量の食材、調味料、お茶、お酒、お菓子などを買い込みます。また、手土産を買うのもこの時期です。貯金と言えばテトのお金を貯めることが多いとされています。

多くのベトナム人は、必要以上の預金をしません。所得が少ないということもありますが、将来のために過度な預金をせずに、今の楽しみのためにお金を使うようです。
ただし、これは、個人差があります。

(6)住宅

ベトナム人は、家を持つことが、一人前の男だと考えています。住宅購入のために頭金を貯めて、残りは親族から借入する形で購入するケースが多いです。

最近は銀行からの借入も増えてきましたが、親族からの借入が多い状況です。また、持ち家のタイプでは圧倒的に一軒家の人気が高く、マンションタイプは住居用ではなく、投資用として考える人が多いです。

ベトナムでは土地は国の所有物であるため、土地の使用権が権利として認められています。ベトナム人、ベトナム企業の場合は永久使用権があります。

(7)貯蓄

銀行に預けるベトナム人は少なく、資産家は現金を不動産や金(ゴールド)に変える傾向が強くあります。

ただし、直近のベトナムの総貯蓄率は、2021年に34.3 %をとなりました。前期2020年の 25.4 %と比べるとかなり増えています。理由は不明ですが、長い間、低い水準で推移していましたが、2020年と2021年の間のみ、大きな増加がみられました。(CEIC  Global Database調べ)ベトナムの日常生活も変わりつつあるのかもしれません。

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ベトナム人と結婚後の仕送りの費用について

ベトナム人と結婚すると、仕送りで、お金を送ることがあります。そのお金の目安を、ベトナムの生活の金額的な実態とか、文化などから調べてみました。

ベトナム人の女性と結婚式をして、お金もかかりますが、仕送りという費用も覚悟しておかなければならないかもしれません。

1.ベトナム人の生活費

ジェトロ 2020年版ベトナム家計生活水準調査結果
https://www.jetro.go.jp/view_interface.php?blockId=31972013
によれば、次のようになります。金額について、ベトナムの通貨、1ドン は 0.0050 円としています。

<月間平均所得>

全国平均  21,150円
都市部   27,690円
農村部   17,400円
ハノイ   29,905円
ホーチミン 32,685円

農村部とホーチミンでは、2倍弱の格差があります。

一方このような調査もあります。

都市部では、ベトナムでの月額生活費として、世界の生活費を比較するウェブサイト「Numbeo」によりますと、ホーチミンの4人家族の1ヶ月の生活費は3,800万ドン、日本円にすると約19万円。1人暮らしの費用は1,100万ドンで、日本円で約5.5万円となります。
ハノイの生活費はホーチミンよりもわずかに安く、4人家族の1ヶ月の生活費は3,700万ドンで、日本円換算で約18.5万円となり、1人暮らしの費用は1,000万ドンで、日本円では約5万円です。

ベトナムでは、1人暮らしであれば5万円ほどあれば、十分生活できることがわかります。メコンデルタなどの地方なら、月に3万円あれば十分暮らしていけるらしいです。

2.仕送り費用

では、仕送り費用は、どのくらいが、適切なのでしょうか?いくら必要になるのでしょうか?その目安はどれくらいでしょうか?

上記の1「ベトナム人の生活費」を踏まえて、仕送り額の額を決めてはいかがでしょうか?

ベトナムの実家への仕送りは、月に2万円~5万円が妥当ではないか、と言えると思います。

月額5万円あれば、都市部でも(老)親夫婦は暮らせるはずです。贅沢はできないかもしれませんが、生活に必要な金額は、家族に渡せると思いますし、家賃などの固定費を負担して、日常の変動費は、自分たちで賄ってもらうこともできます。
女性に兄弟がいれば、仕送り額を兄弟で分担することが多いので、実際には1人の分担がもう少し減ります。兄弟に男性がいれば、両親の面倒を見てもらえるかもしれません。

もし、両親が、元気に働いているのであれば、毎月の仕送りは不要かもしれません。
パートナーのご両親がまだまだ元気に働いているなら、毎月の仕送りは不要と思っていいでしょう。ベトナム人は会社勤めの人が少なく、ほとんどの人が自営業です。定年がないので、高齢の両親も働いている人が多いと言われています。親が働いているなら仕送りは不要です。送るとしても金額は少なくてよいことになります。

ただし、テト(旧正月)には女性が、帰省をしたり、お年玉をわたす習慣があります。海外の両親への仕送りは、扶養控除の対象となります。節税対策になるので対策しておいたほうがよいでしょう。仕送りを送金した記録を残しておきます。

3.ベトナムの年金

例えば、ミャンマーなどは、年金制度がなく、年老いた親への仕送りは、必須となると聞いたことがありますが、ベトナムは、社会主義の国で、社会保障も充実していて、年金もあるようですが、実態は、ベトナムも日本の年金のような制度はあるのですが、ビジネスや仕事に追われて、加入している人はほとんどいません。

ベトナムでは年金に加入している人が少ないから、仕送りが必要になるということになります。

どうしてベトナム人は、仕送りが必要かというと、ほとんどのベトナム人が年金に加入していないからです。年老いた両親の生活費が足りず、子供達からの仕送りに頼ることになります。

4.仕送りの背景(ベトナムの文化)

ベトナム人の子供から仕送りを受ける文化についてもふれてみます。

ベトナム人と結婚した日本人男性・女性が結婚相手の親から送金や経済的な援助を求められるケースもあります。その文化的な背景のヒントになるようなことがあります。

(1)家族をとても大切にするベトナム人

ベトナム人は、家族をとても大事にします。アジアの国々は家族を大事にするのですが、同じく、ベトナム女性も家族を大事にする傾向が強いです。このことは、男性であれ、女性であれ、ベトナム人と結婚すれば、相手をしっかりと立ててくれて、家族のことを思いやる、良きパートナーとなってくれると思います。

家族を大事にする気持ちは、両親への仕送りにも密接に関係してきます。先進国の日本に嫁いだわけですから、ベトナムの両親にも、その恩恵を分けたいという気持ちになるのも当然だと思います。

(2)ベトナムの経済格差

ベトナムでも所得格差が広がってきています。

VN expressの記事によれば、ベトナムでは富裕層が増えており,3000万USドル超の資産を保有するミリオネアにいたっては、その人口増加率が、2019年から2023年の5年間で世界最高水準の31%増加となる見込みという報道もあります。

東海大学政治経済学部 高橋教授によれば、所得格差は一向に縮小しておらず、ジニ係数(https://www.gso.gov.vn, 値が1に近いほど格差が大きい)を見てみると全国では、2006年に0.424,2018年の速報値も同じ値となっている。都市・農村別にみると,都市部では0.393から0.372,農村部で0.378から0.407であり,農村格差が広がっている。
という報告もあります。

ベトナムの貧困層は、農村部に多くて自然災害の被害を受けることが多く、少数民族が多い地域に集中しているという特徴をもっているとのことです。

(3)ベトナムの女性

ベトナムは、よく一般的に女性が強い国といわれています。家庭だけでなく女性の社会進出も進んでおり、2019年の女性の就業率は東南アジアで第1位でした。管理職として働く女性も多く、職場でも家庭でもテキパキと働くベトナム人女性が多いようです。金銭感覚も身に着けて、社会的進出も多いことから、年老いた両親の面倒をみるという責任感も強いと思われます。

以 上