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ベトナム人彼女と見よう!ベトナムのひびきとは?あらすじ・キャスト・見逃し視聴まで解説

NHKの話題ドラマ「ベトナムのひびき」は、音楽を通じて国境を越えた絆を描いた感動作です。日越外交関係樹立50周年を記念して制作され、実在のエピソードをもとにしたストーリーとしても注目を集めました。ベトナム人彼女と見ましょう!

テーマ・あらすじ・実話の背景・出演者・見逃し視聴方法まで、詳しくわかりやすく解説します。

 

ベトナムのひびきのテーマとは

このテーマは、「音楽が人と人、国と国をつなぐ力」です。

舞台は戦争の影響が色濃く残るベトナム。音楽という共通言語を通じて、国境を越えた交流、文化の再生、人間の成長と葛藤が描かれています。

単なる音楽ドラマではなく、「国際協力」「文化支援」「人生の再生」という要素も強く、社会的メッセージ性の高い作品です。

あらすじ

日本の音楽界でポジションを見失いかけていた指揮者・佐倉一男(濱田岳)。彼は、かつての師の導きで、ハノイにある「ベトナム国立交響楽団」の指導を任されることになります。

しかし、現地で待っていたのは、楽譜通りに演奏することすらままならない、バラバラな楽団員たちでした。佐倉は日本流の厳しい猛特訓を強行しますが、団員たちと激しく衝突し、楽団は空中分解の危機に。

そんな中、通訳の森岡優子(比嘉愛未)や団員たちの私生活に触れることで、佐倉は彼らが抱える困難や、何よりも家族を優先する温かな国民性を知ります。自分のエゴを捨て、彼らの心に寄り添い始めたとき、オーケストラはこれまでにない「ひびき」を奏で始めます。

実話モデルと背景

このドラマは、実在の日本人指揮者によるエピソードがベースです。

背景となる時代

ベトナム戦争後の混乱期で国家運営の影響で文化活動が停滞し音楽家の待遇も非常に厳しい時代です。

実際に当時の楽団員の給与は、月数千円レベルといわれています。

実話のポイント

日本人指揮者がベトナムのオーケストラ再建に関与し、音楽を通じた国際交流を行い、アジア全体への文化的影響を与えた。

つまりこの作品は、「文化による国際支援」のリアルな成功例をドラマ化したものです。

主な出演者(キャスト)

  • 主な出演者は次のとおりです。主要人物中心に紹介します。
    濱田岳(主人公・指揮者役)
    MEGUMI(妻役)
    反田恭平(後輩指揮者)
    比嘉愛未(関係者役)
    奥田瑛二(恩師役)

実力派俳優に加えて、実際の音楽家も出演している点が特徴で、リアリティの高さに貢献しています。

見どころ

音楽シーンのリアリティ

実際の演奏家が関わっているため、演奏シーンの完成度が非常に高いです。

国際ドラマとしての深み

単なる日本国内ドラマではなく、東南アジアとの関係を描いた貴重な作品です。

人間ドラマの濃さ

家族との葛藤、自己喪失、再生など、人生ドラマとしても見応えがあります。

見逃し配信・再放送の視聴方法

「ベトナムのひびき」を見逃した場合は、これらで視聴可能です。

NHKオンデマンド

有料配信サービスで過去回もまとめて視聴可能です。

https://www.nhk-ondemand.jp/

NHKワン

放送後1週間限定で無料視聴できます。リアルタイム+見逃し配信に対応

配信状況は時期により変わるため、公式サイトで確認してください。

https://www.web.nhk/

U-NEXT

U-NEXT内の「NHKまるごと見放題パック」を利用すれば、初回登録時にもらえるポイントを使って実質無料で視聴できる場合があります。

https://video.unext.jp/

おすすめです!

「ベトナムのひびき」は、実話をもとにした重厚なストーリーで音楽を通じた国際交流、人生の再生を描く感動作という3つの魅力を兼ね備えたNHKドラマです。

ベトナム人彼女と見るのに最適、おすすめです。

単なる娯楽作品ではなく、「文化の力」「人のつながり」を考えさせられる作品として、
非常に評価の高い一作といえます。

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ベトナム人とスポーツ、サッカー大国の理由と歴史やベトナム女性に人気の競技まで

ベトナムは東南アジアの中でもスポーツ熱が高い国として知られています。特にサッカーは国民的スポーツであり、国際大会の結果によって街全体が祝賀ムードになるほどの人気があります。

さらに最近は、バドミントンやバスケットボール、バレーボールなども急速に普及しており、若い世代を中心にスポーツ文化が拡大しています。

ベトナム人とスポーツについて、人気の理由、歴史的背景、代表チームの成績、若いベトナム女性に人気の競技などをわかりやすく解説します。

ベトナム人とスポーツ文化

ベトナムではスポーツは単なる娯楽ではなく、社会的・文化的な活動として広く根付いています。理由としては社会主義国家として体育教育が重視されてきたこと、学校での運動活動が活発であること、国際大会での成功が国民の誇りになっている、若い人口が多くてスポーツ人口が多いことが挙げられます。

ベトナムの人口の平均年齢は約30歳前後と若くて、都市部では特にスポーツジムやクラブ活動が盛んです。

ベトナムで最も人気のスポーツはサッカー

ベトナムで最も人気があるスポーツはなんといってもサッカーです。国内リーグは V.League 1 で、各地に熱狂的なサポーターがいます。

ベトナムの代表チームは東南アジアでも強豪の一つです。

  • ベトナムの人気クラブには次のようなチームがあります。
    ハノイFC
    ホーチミン・シティFC
    ベカメックス・ビンズオン

特にハノイFCは国内屈指の強豪として知られています。

人気の理由としては、老若男女問わず楽しめるルールと、かつてフランス植民地時代に持ち込まれた歴史的背景があります。特に代表戦(ゴールデン・スター・ウォリアーズ)が勝利した夜は、街中がバイクのパレードと国旗で埋め尽くされる「暴風(bao)」と呼ばれる社会現象が起こります。

サッカー人気の理由

ベトナムでサッカーが人気の理由は設備が少なくてもできることにあります。ボール1つあれば遊べるため、都市部だけでなく農村部でも広く普及しています。

フランス統治時代の影響もあります。19世紀のフランス植民地時代にサッカーが持ち込まれ、学校教育に広まりました。

また、東南アジア大会の成功もあります。ベトナムは東南アジア大会で何度も好成績を残しており、国民の誇りとなっています。

ベトナム代表とワールドカップ

ベトナム代表はまだFIFAワールドカップの本大会への出場はありませんが、アジア予選では徐々に実力を伸ばしています。

主な記録としては、2019 AFCアジアカップでベスト8、2022 W杯アジア最終予選で初出場となりました。

2022年の最終予選では日本・オーストラリア・サウジアラビア・中国などの強豪と対戦しました。特に中国に勝利するなど歴史的な成果を挙げています。

日本代表との対戦成績

近年のワールドカップ予選等での対戦は白熱しています。

2022年W杯アジア最終予選: 日本 1-1 ベトナム(埼玉スタジアムでの歴史的なドロー)

2022年W杯アジア最終予選: ベトナム 0-1 日本

2023年アジアカップ: 日本 4-2 ベトナム
通算成績では日本が勝ち越していますが、ベトナムの守備力と鋭いカウンターはアジアでも脅威となっています。

ベトナムで人気のバドミントン

サッカーに次いで人気が高いのがバドミントンです。理由としては、体育館や学校で簡単にできること、身体能力より技術が重要であること、アジアで競技人口が多いなどがあります。

代表的選手はグエン・ティエン・ミンで、世界ランキングトップ10入りの経験もあるベトナムの英雄です。また、都市部ではバドミントンクラブが急増しています。

人気の理由としてはラケットとシャトルさえあれば、狭いスペースや公園の路上でも手軽にできるため、庶民のスポーツとして定着しています。

歴史的背景としてはベトナムはもともと、伝統的に個人競技に強く、元世界ランク5位のグエン・ティエン・ミン選手のようなスターの存在が、若者の憧れとなっています。

若者に人気のバスケットボール

急速に人気が高まっているのがバスケットボールです。プロリーグのベトナム・バスケットボール・アソシエーションが2016年に発足し、若者の間で大きな人気を集めています。

人気チームは、サイゴン・ヒート、ハノイ・バッファローズがあります。都市部ではストリートバスケットも盛んです。

サイゴン・ヒート(Saigon Heat)*は、東南アジアリーグ(ABL)でも活躍するベトナムを代表する人気クラブです。

若いベトナム女性に人気のスポーツ

ベトナムでは女性のスポーツ参加も活発でが特に次の競技が人気です。

最近のベトナム人女性(特に20~30代)の間では、ボディラインの維持とメンタルケアを目的としたインドアスポーツが爆発的に普及しています。

バレーボール

学校の体育でも盛んで、女性リーグも存在します。

ヨガ

都市部ではフィットネスとして人気が急増しています。以前からの定番ですが、最近は空中ヨガなどバリエーションが豊かになっています。

ピラティス

SNS(TikTokやInstagram)の影響で、専用マシンを使ったピラティススタジオがホーチミンやハノイの都市部で急増中です。

ダンススポーツ・エアロビクス

SNSの影響で若い女性に広く普及しています。

バドミントン

体力差が出にくく男女ともに人気があります。

K-POPダンス

韓国文化の影響を強く受けており、放課後や仕事帰りにダンススタジオへ通う女性が非常に多いのが特徴です。

ベトナムのその他の人気スポーツ

武道(Vovinam)

ベトナム独自の武道としてVovinamがあります。1938年に誕生した武術で、現在は世界中に普及しています。

卓球

中国文化の影響もあって、卓球も非常に人気があります。学校や公園でもよくプレーされています。

eスポーツ

若者の間ではLeague of Legends World Championshipなどのeスポーツ大会も人気です。ベトナムはアジアでも有力なeスポーツ国の一つになりつつあります。

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ベトナム女性博物館とベトナム女性の魅力・性格・気質などを婚活視点で解説

ベトナムは女性の魅力にあふれる国として国際結婚でも人気が高まっています。ベトナムの文化と女性の特徴を「ベトナム女性博物館」を通じて紹介します。ベトナム女性の性格・気質・魅力をご紹介します。ベトナム女性との交際などをご検討されている方は、ベトナム女性との結婚をより深く理解できるようになると思います。

ベトナム女性博物館とは? ベトナム女性を知る

ベトナム女性博物館とは?

ハノイにはベトナム女性博物館(Vietnam Women’s Museum 通称:VWM)があります。ベトナム・ハノイ市のリ・トゥオン・キエット通りに位置しており、ホアンキエム湖 や旧市街に程近い場所にあります。

収蔵品は約2万8千点にもおよび、充実した展示内容は好評を博しています。これらすべての展示物は家庭・歴史の中の女性の役割に関連したものとなっています。

クチトンネルやアオザイ文化などベトナム女性視点の展示が充実しており、ベトナム女性との国際結婚を考える場合にも、ベトナム文化の理解の助けになります。

女性博物館の展示テーマですが、家庭の中の女性では、結婚儀式、出産、子育てなど、家族を支える中心としての役割、歴史の中の女性として、ベトナム戦争時には銃を手に戦った女性兵士や、影で兵站を支えた英雄たちの記録、女性のファッションでは 54の民族が持つ色鮮やかな民族衣装や、アオザイの変遷が展示されています。

ベトナムには「家の中に男がいなくても、女がいれば家は回る」という言葉があるほど、女性の社会的・精神的地位が高いのが特徴です。博物館を訪れると、彼女たちの「忍耐強さ」と「家族を守る覚悟」が単なる性格ではなく、歴史の中で育まれたアイデンティティであることがわかります。

所在地:ベトナムハノイ市ホアンキエム区リ・トゥオン・キエット36
ホームページのURL
https://baotangphunu.org.vn/

博物館に展示の家庭での女性

様々な民族の妻、母としてのベトナム女性の一生が展示されています。父系社会と母系社会の婚礼の儀を通して、家族の中の女性の役割と地位や婚約の際に使われる美しい箱、花嫁衣裳、儀式の映像などがあります。

出産についての展示もあって、子宝祈願の儀式、妊娠時の習慣、出産、そして初産婦と新生児のケアを紹介しています。日常生活の女性の役割と仕事を紹介するコーナーでは、作物の栽培、漁、食物採集、食事の準備、陶芸、裁縫や機織り、子育てについて展示されています。

ベトナム女性の基本的な性格と気質

家族思いで献身的な性格

ベトナムでは家族が中心の社会となっています。家族を大切にして、献身的な愛情表現が自然であり、夫や両親への尊敬が日常的です。国際結婚後も、パートナーの家族との関係を大切にする傾向が強いのが特徴です。

明るく社交的

ベトナムの女性は人付き合いが得意であり、社交性が高い傾向にあります。初対面でも笑顔で話すことが多く、広い交友関係を築きやすい傾向があります。この性格は国際結婚後の生活にも良い影響を与えると思われます。

勤勉で目標志向

家計を支えるために複数の仕事や勉強をこなす女性も多く、自立心が強く、仕事と家庭の両立を意識しているため、国際結婚生活でも、建設的に家庭を築こうとする意欲が見られます。

ベトナム女性の魅力

この博物館から受ける印象としては、家族思いで献身的・明るく社交的・勤勉で柔軟な価値観・伝統とモダンの両方を大切にするところが感じ取れます。

国際結婚を成功させるためには、彼女たちの文化的背景を理解し、共通の価値観を育てることが鍵になりますので、ベトナム女性との交際をお考えの場合は、ぜひ、立ち寄ってみてください。

ベトナム女性博物館に展示されている歴史的な強さと、現代のしなやかな美しさを併せ持つベトナム女性。彼女たちは、「共に困難を乗り越え、温かい家庭を築く」パートナーになると思います。

彼女たちの文化を尊重し、こまめなコミュニケーション(特に言葉の壁を越える努力)を大切にすることで、信頼関係を築くことができるでしょう。

 

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国際結婚、ベトナム人のファッションについて

国際結婚、ベトナム人のファッションについて

国際結婚のお付き合い(デート)に役立つ情報です。ベトナムの若い女性に好まれる男性のファッションと若い女性のファッションの日本人との違い、ベトナムのファッションの現状と今後について、まとめました。

1.ベトナム人のファッション

(1)ベトナムの若い女性に好かれる男性の服装

ヒアリングしていると、流行の服を着るファッショナブルなメンズファッションの男性が好まれるということでもなさそうです。

ジーンズスタイルで構いません。長ズボンをはいて、ラフな半袖一枚でも、アイロンをかけて清潔な服を着てほしいという意見が多いです。

服がしわだらけで、よれよれだったり、穴が開いていたり、半ズボンだと、だらしないと思われてしまいます。

清潔感のあるコーデ(コーディネート)を好む傾向にあります。

ベトナムに限らず、清潔感は、世界共通とも言えます。特に観光地などデートスポットで、結婚を意識した人にヒアリングをすると、その傾向が強くなります。

(2)若者の服装 日本人とベトナム人の服を比較

ベトナムの服といえば、アオザイが、まず思い浮かびますが、アオザイはお祝い事や式典などの特別な服であり、日常的に着る服ではありません。

次のとおり、まとめます。

・男性はタイトで派手なシャツとズボンを好む

ベトナム人男性はスリムな人も多く、着こなしている人が多いとされています。

・女性は露出多めの服を好む

ミニスカート等露出が多めで、ワンピースやドレスを好んで着る人が多いです。パーティーに着るような真っ赤のドレスで、通勤する人もいます。

(3)日本人は若く見える

欧米人に比べてアジア人は、年齢を重ねても、シワが少なく肌にハリがある人が多く、日本人に限らず、アジア人は若く見える傾向にあります。特に日本人は、外国人から見ると若く見られます。

若く見えているのに、日本人男性は、ベトナム人男性に比べて、地味な服を好む傾向にあります。黒、グレー、白、ベージュ、モスグリーンが好きです。レディースファッションもその傾向にあります。

明るいファッションを心がけたほうがよいでしょう。

(4)地味な日本人

日本の文化は、社会や自然に溶け込み、目立たないことを美徳とする文化です。自己主張をしない、地味な服を着るということが、スタンダードになっています。

ベトナム人から見ると、せっかく若く見えているのに、地味な恰好で、年寄りに見えていることに違和感を感じている人が多くいます。

2.ベトナムの経済状況から見たファッションの現状と今後

経済的記事になりますが、今後のファッションの傾向を感じて頂ければと思います。

(1)ベトナムの若者の(流行の)ファッション

2020年のベトナムの18歳から25歳の男女436人のアンケート調査(株式会社アットグローバル)によれば、次のとおりです。

(2)ファッションの支出割合

家賃 96万ドン、食費・飲み物代 100万ドン、美容・メイク 41万ドン、
携帯電話・パソコン 38万6000ドン、交通費 45万8000ドンに対してファッションは、59万7000ドンでした。

ファッションは、家賃と食費に次ぐ、第3位の支出割合です。

(3)好きなファッションブランドの人気ランキング

1位 アディダス、2位 GUCCI、3位 ナイキ、4位 H&M、5位 Zara、6位 シャネル、
7位 Viet Tien 8位 canifa 9位 ivy moda 10位 gumac

上位を欧米ブランドが独占して、7~10位にベトナムのブランドが続いています。

知名度では、1位、カルバンクライン(79%)2位、ZARA(60%)、3位、Gap(50%)でした。

好み、知名度とも、上位は、日本でもお馴染みのブランドです。

欧米ブランドは高額でショップ数も少なく、海賊品を持っている人が多いと
言われています。

イシン株式会社の調査では66%が海賊品のファッション商品を持っており、まだ本物と偽物を区別できない人が多く、安くてブランドロゴのついている商品で満足している傾向もあるようです。

ベトナムは、縫製業が有名で、H&M、ユニクロ、Gap、ZARA等の製造をしていましたので、知名度の高さは、納得できます。

これらのブランドは、今まで、価格水準が高く、ベトナム人には、なかなか手が届かなく、今まで販売にまでは至りませんでした。

しかし、経済発展によってベトナム人の生活水準が向上、ここ数年の外資企業の進出により促されたため、世界的なアパレルブランドが市場としてのベトナムへの進出がすすんでいます。

(4)日本ブランド

独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)によれば、今後1~2年の事業展開の方向性につい、ベトナムは「拡大」と回答した企業が63.9%、「縮小」は2.7%となったとのこと。

「拡大」と回答した企業はASEANで最大の割合でした。

ユニクロは2020年、ベトナムの首都ハノイで店舗をオープンしました。2019年にオープンしたホーチミン市の「ドンコイ店」に続く、ベトナム2号店です。

オープンの記者会見で、今後3年から5年をかけて、ホーチミンとハノイの2大都市で出店を加速していくと表明しました。ハノイ市内では、合計3店舗をオープンする予定と明らかにしました。

ユニクロは、先の調査のとおり、今はベトナムでは、知名度や人気がありませんが、今後はベトナムに急速に浸透すると思います。その他の日本ブランドも今後は、積極的にベトナムへの進出がすすむと予想されています。

ベトナムは高い成長率を維持したまま経済発展を続けていくと予想され、生活水準が向上し、若い女性や男性は、ますます衣服にもお金をかけることが予想されます。

(5)ベトナムのファッションの今後

ベトナムは、「工場」から「マーケット」として注目されています。

約200の国外ブランドがベトナム国内で流通され、アパレル市場全体の約60%を占めるまでになっています。

また、ベトナムのアパレル市場規模は15年に62億ドル(約7100億円)にまで達しています。

ベトナムのアパレルが、世界的アパレルメーカーの参入があいついでいる理由は、いくつかあります。

1つは、国民の平均所得が年々上昇し、購買力が上がっていることです。

2つ目は、購買力のある若年層が増加し、消費者の購買傾向が変化していることです。若い消費者は、安価な国内品や輸入品から、中間価格帯の国外ブランドや高価格帯のハイブランド品に移行し始めています。

3つ目に、実店舗以外の流通が増えてきたことです。Eコマース(電子商取引)やネットショップなどで、ウェブ上で見て気に入った商品をそのまま購入することができるプラットフォームが、実店舗に代わる流通チャネルとして、消費者の人気を集めています。

(6)国内ブランドは苦戦

国内ブランドは、比較的安価な商品を消費者に提供してきました。

一方、国外のH&MやZaraなどは、年間平均5,000~1万点のさまざまなデザインの新商品を投入し、あらゆる消費者をターゲットにしています。

また、商品管理や流通システム、マーケティングに関する専門的なノウハウも多く蓄積しています。

これらの国外メーカーと競争が起こるため、国内ブランドにとっては厳しい状況となり、若者のファッションにも大きな影響を与え始めています。衣服以外のファッションアイテムも同じような傾向があります。

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【ベトナム人女性との結婚】ベトナムの宗教について

ベトナム人、ベトナム女性との結婚や交際において、ベトナムは、東南アジアの国なので宗教が気になると思います。仏教など、ベトナムの宗教について解説します。結婚して、夫婦になれば、宗教は避けて通れないと思います。

1.ベトナムの宗教状況

(1)2017年のベトナムの宗教調査

(大乗)仏教 13% カトリック 7% カオダイ教 2.5%
ホアハオ教(新興宗教) 1.5% プロテスタント 1% 無宗教 74%

(2)大乗仏教とは

大乗の乗は、乗るという意味です。小乗仏教に対して、乗り物が大きく、どんな人でも信仰があれば、救われるという意味があります。日本での大乗仏教経典としては、般若経、法華経、浄土三部経、華厳経、涅槃経、大日経、金剛頂経などで、日本の仏教の主な宗派は、いずれも大乗仏教に分類されます。

(3)宗教の状況

ベトナムは、ドイモイ(経済開放政策)によって信仰の分野でも開放政策がすすんで、お寺や教会などが復興し、宗教法人もできて、信者も増えました。

無宗教の人が多いのですが、宗派としては、多いのが仏教徒、その次にカトリック教徒です。ベトナムは54の民族からなる多民族国家の中で多数を占めるのがキン族です。キン族が仏教徒(大乗仏教)なので、仏教が一番多くなっています。

ところが、ここで大乗仏教とされていますが、実際には、ベトナムでは、仏教に儒教と道教が混ざっているとも言われています。お寺の一部には、道教系の神様も祀られています。葬儀や法事などの儀式は、儒教が一般的です。

カトリック教は、社会主義の前の統治国フランスの宗教として、北部海岸地方で始まりました。フランス統治時代に地域を越えて、全国に広まりました。ハノイやホーチミンなどの都会でも広まりました。

(4)少数民族の宗教

北部や南部の少数民族は、それぞれ信仰する宗教があります。山地少数民族は精霊崇拝(アミニズム)を持っています。それに中国の仏教や道教などが混ざって独自の宗教を信仰しています。

南部のクメール族は、タイやミャンマーと同じ上座部仏教(小乗仏教)を信仰する人が多いです。南部のチャム族はヒンドゥー教やイスラム教を信仰しています。ヒンドゥー教やイスラム教は、都会のインド系住民が信仰しています。

南部では仏教から派生したブッダの化身とされる教祖が開いた新興宗教のホアハオ教もあります。

いろいろな宗教が混ざった状態になっているベトナムですが、日本の神道に似たような信仰心があると言われています。神社(デン)に祀られているのは水の神様など自然の神々のほか、民族の英雄が祀られていたりもします。

(5)無宗教

宗教熱心な東南アジアの宗教状況ですが、2018年の調べでは、次のようになります。

・シンガポール 仏教・道教 43.2% キリスト教 18.8% 無宗教 18.5% イスラム教 14% ヒンドゥー教 5%

・マレーシア イスラム教 61% 仏教 20% キリスト教 9% ヒンドゥー教 6%

・タイ 仏教 94% イスラム教 5%

・インドネシア イスラム教 87.2% キリスト教 9.9%

・ベトナム 仏教 50% 無宗教 約30%

・フィリピン キリスト教 93% イスラム教 5%

・カンボジア 仏教 90%

・ミャンマー 仏教 90%

やはり想像通り、東南アジアは、宗教熱心で、このように、宗教を持っている人が多いのですが、ベトナムも東南アジアだから仏教と思いがちですが、ベトナムの宗教や信仰は、調査では、結婚の有無にかかわらず、無宗教が74%と、日本と同じく無宗教の国と言えそうです。しかし、実際のところは、日本と似ていて、無宗教者の多くは、にわか仏教徒、半分仏教徒であって、適宜仏教的行事に参加します。

日本人が実質的に無宗教な人でも、お正月になれば男性も女性も初詣に行きますし、クリスマスになればケーキを食べるのと同じです。

ベトナムの多くの家庭には小さな祭壇があり、そこに先祖を祀って線香を焚いたりお供え物をしたりします。また毎月旧暦の1日や15日には、本物そっくりの偽札を燃やすことで先祖にお金を届けるという儀式を行っています。

ベトナムの人の宗教との関係は、日本人と似ているような感じがします。

彼らは節目、節目には仏教寺院に行って、家庭では家族や先祖を信仰して、クリスマスにはイベントとしてクリスマスを楽しむ人がいます。

ベトナムを訪れた人で、日本人と近い感じた人も多いのは、こういった事情からです。

2.ビーガン

仏教徒、イスラム教徒、ヒンドゥー教徒、カオダイ教徒のベトナム人の一部が肉食をタブーとしています。

ベトナムでは、このような宗教の理由以外にも、衛生や汚染の心配などから、ビーガンとなる人も増えているらしいです。ベトナム全土で、肉の代わりに大豆、豆腐、キノコ類を使ったビーガン料理を提供するお店があります。中には普通のカフェで、ランチタイムにビーガンビュッフェを提供するお店もあります。

ベトナムでは、完全菜食ではない人でも、旧暦1日、旧暦14日、旧暦15日、旧暦30日には肉を食べない習慣があるとのことです。1か月に4回、肉を食べない日がきます。この日が過ぎたら、肉を含めた食事を思いっきり楽しむ習慣があります。食事会や飲み会に誘うのであれば、肉のダメな日が過ぎたタイミングにお誘いするのがいいでしょう。

<ポイント>

ベトナムでは、無宗教の人が大半ですが、無宗教の中にも仏教を信仰する人がかなり多く、日本と同じように、ほとんどの人が、習慣的に仏教行事に参加します。

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【ベトナム人女性との結婚】ベトナムの家族について

ベトナム女性と結婚や交際するにあたり、相手の家族のことは気になるものです。今回は、ベトナム社会の基礎となる家族を取り上げてみました。調べていくうちに、ベトナム社会でも日本と同じような問題があることがわかりました。結婚して、今後、家族となるにあたり、参考になると思います。

1.ベトナム人にとっての家族

ベトナムでは、家族の絆は最優先になります。ベトナム人は情に厚くて、家族を大切にすると言われています。仕事についても家族を養うために仕事をしているという意識が強くて、家庭を犠牲にしてまで、仕事をすることは意味がないと考える人が多いようです。会社のために、残業や休日出勤すると意識は希薄なようです。しかし、ベトナム人は会社や同僚も1つの家族とみなす傾向もあります。地元や地域も同じように考えます。

今のところ、比較論ではベトナムは核家族化が日本ほど進んでおらず、家族が親戚にまで広がること多いです。日本の「親戚」が「家族」に該当するかもしれません。

しかし、家族の絆を維持するために、各家族の一員は家族への忠誠と使命を課せられることになります。だいたい6親等くらいまでの家族の一員が来れば、歓迎して、仕事を休んで買い物につきあったり、親類回りをしたりするのは当然と考えられています。日本でも、いまだに田舎に行けばそういう所もありますが、ベトナムでは、田舎と限りません。

2.ベトナムの家族構成

ベトナムの家族は歴史的に血縁共同体を構成して、儒教の影響によって家族の結合は強く、伝統的な家族規範や価値観がありました。家族内では親子を縦軸にして、兄弟姉妹を横軸とする生活共同体ですが、年齢秩序を基礎とする非常に強い道徳規範による構造・構成となっていました。

3.ベトナム家族の日常

具体的なベトナムの家族の日常をご紹介します。

ベトナムでは、都会や農村に住む人々や、日本には見かけない水上で生活する家族があります。ベトナムの家族の日常の暮らしをレポートします。

(1)都会に住む家族

・朝食

ハノイやホーチミンなどの都会では、働いているお母さんも多く、朝は忙しいので、前の日の夕食の残りでチャーハンやお粥など簡単に作ります。朝から多くの屋台が開いている街では、朝ごはんを外食ですます家庭もあります。

・昼食

子どもは午前中で学校が終って、家で昼ご飯を食べます。お父さん、お母さんも昼休みに家に帰りいっしょにご飯を食べます。大衆食堂で食べることもあります。

・夕食

夕食は、家族にとって、大切な食事です。ご飯を炊いて、おかずは2~3品とスープがつきます。お父さんお母さんは、残業をしない家庭が多いです。家族みんなで夕食をします。夫婦、兄弟みんなそろって食事をします。残業をして、バラバラに夕食をとる日本とはここが違います。

(2)農村に住む家族

ベトナム国民の70%が農村に住んでいて、60%の人が農業に従事しています。ほぼ自給自足なので現金収入がなくてもみんな元気に暮らしています。

1986年のドイモイ政策の市場経済移行は、都市と農村の格差が広がって、田舎の農村の地方では若者が都市に行ってしまうなど、人のつながりが希薄になり、地域の地元文化が継承されにくい事態がおこっています。お父さんやお母さんが町に出稼ぎに行く家庭も多くあります。そのため、子どもが働いて家族を支えている地域もあって、仕事のために学校に行けない子供もいます。

(3)川に住む家族

日本では見かけませんが、ベトナムでは、船上または水辺にせり出した建物で生活する水上生活者もいます。子どもは、陸の学校や水上学校に通って、夜になると船の上で、家族と食事をします。寝るときは、子どもは岸で、両親やお年寄りは船で寝ます。

4.キン族

ベトナムには54の民族がありますが、そのうち、キン族、すなわちベト族は総人口の90%を占める多数民族です。ベト族は国内各地に居住していますが、とくに平野部や都会に多く住んでいます。キン族の言語であるベトナム語はベトナム・ムオン語に属します。

ベトナム人の地縁血縁意識が強いのは、このキン族にルーツがあるようです。キン族の米耕作文化の村社会です。長老を中心にした村が残る社会です。家族関係の絆は深く仕事より家族を優先する気風が未だに残っています。会社より家族中心で、年長者からのトップダウンで物事が決められ、日本の昭和初期のようなイメージが、いまだに健在です。

5.核家族化と高齢化

ベトナムでは、日本と同じように高齢化、核家族化がすすんでいます。ベトナム核家族化が進む中で、老人介護の社会問題があるようです。福祉制度の整備が課題となっています。
子供の数も減少傾向で、兄弟姉妹の数も少なく年々少なくなって、家族の結びつきも希薄になってきています。

特に、今後大きな問題となるのが、高齢化問題です。ベトナムでは満60歳以上を高齢者と定義していますが、急速に高齢化が進んでいます。日本やドイツ、イタリアと同様、ベトナムは高齢化社会に突入しつつあります。ベトナム全国の人口は2026年までに1億人になると予想されています。そのうち、65歳以上の人口は10%を超えて、2039年には15%以上になると予想されています。

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ベトナム人との結婚、教育について

ベトナム女性と結婚して家庭を持って、子供ができると教育問題は避けることはできません。ベトナムの教育水準は、日本と遜色ないくらい高いのですが、日本と違う点もいろいろあります。結婚後の教育について、ベトナムの現状と日本とベトナムの相違点を浮き彫りにしたいと思います。

1.ベトナムの教育の現状

(1)統計調査での状況

2021年1月の日本貿易振興機構(ジェトロ)の教育調査統計によれば、小学校就学率 100% 中学校就学率 92.8% 高校卒業率 98.3% 大学進学率 28.3%と先進国並みか、それ以上の子供が教育を受けています。さらに、教育法改正で就学前の1年間(5歳)の幼児教育(保育園など)は義務教育化になりました。

多くの学校で、小学3年生から英語教育課程およびコンピューター教育課程を開設しており、成人ほぼ全員が携帯電話(スマホ)を保有していることからもITにもかなり、力を入れています。保護者からの強い要望もあるらしいです。

日本貿易振興機構の教育調査結果
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2021/db6cdef49e854b9a/202101.pdf

(2)ベトナムの教育制度

ベトナムの教育は、初等/中等教育が6歳から始まって、小学校5年間、中学校4年間、高等学校3年間の12年制で、小・中学校の9年間は義務教育となっています。

ベトナムは、発展途上国としては、識字率は、かなり高いほうで、外国語も高校生で、日本語を学ぶ学生は4万人以上、ハノイ、ホーチミンなどの地域の中学校や高等学校では、日本語を学習している課程やクラスもあります。

義務教育は公立の学校にほとんどの人が通い、教育訓練省(日本の文部科学省)が管轄しています。

学校は9月にスタートして、9月~12月までが前期で、1月~5月が後期になります。途中にテト(旧正月)休み、夏休みが入ります。義務教育後の公立普通中学校(日本の高等学校)は3年制(15~18歳)となっています。公立普通中学校(高校)への入学選考は、省市単位で実施される共通試験の結果で選考されます。試験科目は基本的には国語、外国語(中学校で選択した言語)、数学の3科目です。高等教育機関は短期大学が3年制、大学は4年制、大学院は修士課程と博士課程があります。大学の医学部などは6年制となっています。

ベトナムでは早くから英語学習がすすめられていて、2011年から小学校3年生での英語教育が必修化されました。一部の学校ではフランス語バイリンガルプログラム、中国語強化プログラムも実施されています。

ベトナム人の大卒者は外資系企業の就職を目指す傾向にあって、大卒者は英語が話せる人が多くなっています。ベトナムにおける外資系企業は、ベトナム企業よりも給与が高く会社の経営が安定しているので、働きやすい環境、福利厚生も充実しているので、人気が高くなっています。

(3)幼児教育事情

幼稚園などの教育ですが、ベトナムでは夫婦共働きが多いため、保育・幼稚園が新設されても、ニーズに追いついていないのが現状です。待機児童の多い日本と似ています。ベトナムでは、経済成長で所得が上がってきたので、家庭では、子どもの教育に対しても高いレベルを求めるようになってきています。特に、幼児教育においても、英語教育に重点を置いているようです。ホーチミンでは国立、私立でも、どこの幼稚園や保育園も英語教育に力を入れています。

2.ベトナムの教育問題

(1)ベトナムの教育格差

ベトナムは、教育水準が高いとは言え、地域格差、とりわけ南北格差、同じ地域でも、収入格差が、大学進学率に影響していると言われています。もっとも、日本でも同じような状況にありますが、ベトナムの教育課題として認識されています。ベトナムは、単一民族ではないため、少数民族もいますので、民族間格差も存在するようです。

例えば、ベトナムは男子と女子の識字率にわずかですが、差があります。国の平均が男子は95.9%、女子は91.6%なのに対して、ディエン・ビエン州では男子の識字率が76.5%、同女子は50.6%と国の平均よりもかなり低いとされています。

(2)日本語教育の問題点

日系企業のベトナム進出も増加して、日本語学習者数や教育機関数が年々増えています。
日本語学習者が急増して、教員不足や教師の能力不足など、いろいろな問題が発生し、教育の質的低下も出かけているとのことです。

3.ベトナムの大学

ベトナムの大学は、国家大学、国立大学、私立大学の3種類があります。

国家大学:政府直属の大学
国立大学:ベトナム教育訓練省の管轄

ベトナムの国家大学は次の2種類しかありません。

ベトナム国家大学ハノイ校
ベトナム国家大学ホーチミン市校

国立大学は総合大学ではなく、専門的な学部のみがありカレッジです。私立大学も総合大学的ではなく専門分野の大学、カレッジがほとんどです。

学費ですが、ベトナムの国家大学や国立大学では学ぶ分野によって違いはありますが、年間の学費が教材費等込みで20万円程度です。私立大学は年間100万円以上かかる大学もあり、こちらは日本の私立大学と同じような金額となります。ベトナム人の平均年収からすると、かなり高額だと言えます。やはり、私学となると、一部の高額所得の家庭しか行けない現状があるようです。上流階級の特権になっていると言えるかもしれません。

<ポイント>

ベトナムは、日本と同等か日本以上に教育に熱心な国で、進学率も高い国です。とりわけ英語教育、ITを使った教育などにも力を入れています。